ガスは無い、水道もない、トイレもない、
そんな山奥での生活を始めて数日が経ちました。
もちろん一般家庭あるようなガスコンロは無いわけで、
煮炊きには七輪を使っていました。
七輪はBBQしたりサンマを焼いたりする分には最高なのですが、
炭や薪を投入するたびに鍋ををどかさなきゃいけないのが少々めんどくさい、、、
あと、まだ火の扱いが未熟なので火力の調整が難しい、、、
さらに煙い、、、
ってことだったので、ロケットストーブを作ることにしました!!
準備するもの
材料
材料は、ペール缶、ステンレス製のパイプ、T字型の継手の3つです。
ペール缶の代わりに一斗缶を用いてもOKです。
今回は家に捨てられていた小さめのペール缶を利用して作成しました。

道具
次に必要な道具です。
最低限は軍手、ラジオペンチ、ペール缶に穴をあける道具(ドリルなど)、金切りばさみの4つです。
他には、バリ取り用のヤスリや、印をつけるための油性ペンがあれば良いかもです。
作り方
*非常に手を切りやすいので必ず手袋をしてください*
まず、煙突をはめ込む穴を開けます。
先ほど作った焚口の反対側に、T字型の継手をあてて印をつけます。
そして、その形にあうようにドリルと金切りばさみでくりぬいていき、
実際に継手をはめてみて、ちゃんと入るまで微調整します。
この際、多少の隙間はできても問題ないです。
次に、ドリルを使ってペール缶の底の中心に穴を開けます。
金切りばさみに持ち替えて、その穴から放射状に切り込みを入れていきます。
下の写真のような米印の形になるようにしてください。
写真のようにラジオペンチを使ってクルクルしていきます。
この時、下の写真のように端が折れ曲がっているとクルクルしにくいので、平らにしておきましょう。

これで鍋を乗せる部分が完成です。

焚口は金切りばさみを使って作ります。
最後に全部の部品を組み合わせて完成です!!

ちょっと煙突がぐらついてので、ブロックで固定しました。

燃焼実験
実際に使ってみます!
火をくべて炎の様子を確認すると、ちゃんと煙突のほうに吸い込まれています。
これにより、焚口から新鮮な空気が吸い込まれ燃焼が加速するという仕組みです。
また、煙突が高い位置にあるので煙も吸わなくて済みます!
もちろん、薪の追加もらくちんです。
雑な作り方をしましたが、成功と言っていいでしょう!

まとめ
今回のDIYは材料費が2000円弱で、制作時間は約1時間でした。
作りは粗いですが、これだけお手頃につくれるのは高評価です。
しかも、機能性は抜群。
なかなか良いDIYでした!
次はウッドガスストーブでも作ってみようかと思っています。
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