先日、もらった薪を使って、枝からバターナイフを作ってみました。
記事はこちら→枝からバターナイフを作る方法
初めてでも意外と形になるぞ!ってことがわかったので、
今回はちょっと難易度を上げてスプーンを作っていこうと思います!
準備するもの
材料
材料は枝だけです。
今回も、長さ15cm 直径1.8cmのものを調達しました。

道具
スプーンを作るうえで必要な道具は、
切り出し刀、彫刻刀(丸刀)、紙やすり(#80#180#320)、キッチンペーパー、オリーブオイル(サラダ油でも可)
の5つです。
バターナイフと違い、真ん中をくりぬく必要があるため彫刻刀も必要になってきます。
上の写真の状態まで枝を加工する場合は、のこぎりやなたも用意しましょう。
作り方
枝の加工
まず、適当なところから生加減の枝を拾ってきます。
また、樹木の中にはキョウチクトウやシキミなど毒を含むものもあるので、
クスノキやケヤキ、クヌギなどの安全な樹木を選んでください。
次にスプーンの完成形を思い浮かべながら、太さと長さのバランスが良いように切り分けます。
私は、直径1.8cmくらいの枝だったので、長さ15cmに切り分けました。
ぶっちゃけ適当に切ってもなんとかなります。
スプーンへの加工
以下の木を削る作業は基本は切り出し刀で行い、窪んでいる部分のみ彫刻刀を使いました。
まず、加工した枝の樹皮を削っていきます。
その後、削りやすいようにスプーンの輪郭を描きます。
(当初は1本の枝から2本のスプーンを作るつもりでしたが、途中で変更しています笑)
その輪郭を参考に、余計な部分を切り取っていきます。
切り出し刀も彫刻刀もは右手で添えて左手で押し出すように使ったら楽でした。
とりあえず、窪みの部分は放置して削っていきます。

途中、厚みが太すぎると思ったので鉈でそぎ落としました。
ある程度形を整えたら、窪みの部分を削っていきます。
彫刻刀の丸刀を使って慎重に削っていきます。
窪み部分を削る際は側面は削らないように掘り進めていくようにしてください。
側面を削りすぎてしまうと下のようにすくう部分が変になってしまいます。
自分はがっつり失敗しました。

ある程度形が整ってきたら、紙やすりの粗い順(#80→#180→#320)で磨いていきます。
ガタガタになってしまった箇所は#80で滑らかにしてあげましょう。
仕上げでオイルフィニッシュをします。
キッチンペーパーにオリーブオイルをたっぷりと染み込ませて、バターナイフに塗っていきます。
最後に余計な油をふき取って、完成です!!

お好みで乾いた後に油を重ね塗りしてもかまいません。
まとめ
スプーンつくりは、バターナイフつくりに比べて難しい印象がありました。
しかし、その分綺麗に作れた時の達成感はすごいと思います!
私は今回は失敗してしまったので、再挑戦して次こそは成功させてみせます!
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